健康医療ベンチャー大賞決勝大会を聴講してきましたー!
こんばんはー!
最近サボりがちだったブログを再開していこうと思います。
今日は大学の先輩に誘って頂いて、慶應大学医学部主催の健康医療ベンチャー大賞決勝大会の聴講をしてきました!
新しい視点も踏まえてとても勉強になったので聴講を終えての感想を書いて行こうと思います。
今回の大会で大きく学んだことは、
・医療業界や社会を変えるためには、専門分野の知識だけでなくビジネスの視点が必要ということ。
・日常の生活に疑問を持つことの大切さ。
というところです。
まず、1つ目から。
現在、医療分野においては日々研究が行われ、新しい知見が集積されています。それが論文化、書籍化、学会発表といった形で外部に発信され、医療者の下へ届き、患者さんの治療へと反映されていく流れとなっています。
しかし、研究を論文化し、臨床に落とし込むまでには多くの時間がかかり、その質の向上にはさらに時間が掛かると言われています。
そこで、ベンチャーという手段を利用してより良い物をより早く、より安く社会へ提供する取り組みが医療業界でも広まっているようです。
次に二つ目、
今回の健康医療ベンチャー大賞では合計100以上あるチームから社会人部門や学生部門それぞれ3チームで争われていました。
その中でも印象的だったのが、AED(自動体外式除細動器)にタブレット型の端末を搭載し、アラート機能や心停止を起こしている人の現場までの地図表示を行うことでAED到着までの時間を短縮し、心臓死を減らすといった取り組みをしているグループがありました。
AEDの設置場所が分からず、AEDの現場到着までの時間が掛かっているという点や活用されてないという課題を解決するために始められたようです。
【🌸準優勝&LINK-J×慶應義塾大学賞受賞🌸】
— AEDi (@help119for) 2018年12月2日
「健康医療ベンチャー大賞」最終審査会へ参加してきました。結果は、準優勝とLINK-J×慶應義塾大学賞を受賞することができました。応援してくださっている皆様のおかげです。ありがとうございます!一歩一歩着実にAEDiは進歩していきます!! pic.twitter.com/lPW8GBWvGm
これを発表されていた方が18歳の学生ということもまず驚きました。
高校2年生のころからこの取り組みをされているようです。
このようにシンプルな取り組みでも日常で問題となっているけど意外と解決しようとしている人がいないことはたくさんあるんだろうなと感じました。
日々の臨床現場だけじゃなくて住んでる地域とか身の回りにも日頃から目を向けとかないとな~。
今日はこれぐらいで。
非常に有意義な一日でした。