【報告】今後の取り組みに関して
こんにちは。
めちゃくちゃ久しぶりにこのブログを更新します。
更新して無さ過ぎて、広告まで添付されちゃってる始末です。(笑)
タイトルにも記載しましたが、今後の取り組みも踏まえてこのブログの使い方を変更していきたいと思います。
ブログ記事を最初に投稿してから、色々なことを経験し、色んな分野の方々と出会ってきました。
学生時代から公衆衛生学という分野に興味があったのですが、ここ2年でよりその分野への興味が強まっており、大学院への受験も今年度しようと思っています。
そこで、タイトルにも記載しましたが、今後の取り組みも踏まえてこのブログの方向性を変更していきたいと思います。
・全くの知識ゼロから疫学で学んだことを発信します。
・全くの知識ゼロからデータサイエンスを通して学んだことを発信します。
また、現在病院に勤務しているごくごく普通の理学療法士ですが、上記2点の曝露を通してどのようなキャリアを歩むのかというところもお伝えしていければと思います。
まずは大学院への合格目指して受験勉強を頑張ります。
それでは。
健康医療ベンチャー大賞決勝大会を聴講してきましたー!
こんばんはー!
最近サボりがちだったブログを再開していこうと思います。
今日は大学の先輩に誘って頂いて、慶應大学医学部主催の健康医療ベンチャー大賞決勝大会の聴講をしてきました!
新しい視点も踏まえてとても勉強になったので聴講を終えての感想を書いて行こうと思います。
今回の大会で大きく学んだことは、
・医療業界や社会を変えるためには、専門分野の知識だけでなくビジネスの視点が必要ということ。
・日常の生活に疑問を持つことの大切さ。
というところです。
まず、1つ目から。
現在、医療分野においては日々研究が行われ、新しい知見が集積されています。それが論文化、書籍化、学会発表といった形で外部に発信され、医療者の下へ届き、患者さんの治療へと反映されていく流れとなっています。
しかし、研究を論文化し、臨床に落とし込むまでには多くの時間がかかり、その質の向上にはさらに時間が掛かると言われています。
そこで、ベンチャーという手段を利用してより良い物をより早く、より安く社会へ提供する取り組みが医療業界でも広まっているようです。
次に二つ目、
今回の健康医療ベンチャー大賞では合計100以上あるチームから社会人部門や学生部門それぞれ3チームで争われていました。
その中でも印象的だったのが、AED(自動体外式除細動器)にタブレット型の端末を搭載し、アラート機能や心停止を起こしている人の現場までの地図表示を行うことでAED到着までの時間を短縮し、心臓死を減らすといった取り組みをしているグループがありました。
AEDの設置場所が分からず、AEDの現場到着までの時間が掛かっているという点や活用されてないという課題を解決するために始められたようです。
【🌸準優勝&LINK-J×慶應義塾大学賞受賞🌸】
— AEDi (@help119for) 2018年12月2日
「健康医療ベンチャー大賞」最終審査会へ参加してきました。結果は、準優勝とLINK-J×慶應義塾大学賞を受賞することができました。応援してくださっている皆様のおかげです。ありがとうございます!一歩一歩着実にAEDiは進歩していきます!! pic.twitter.com/lPW8GBWvGm
これを発表されていた方が18歳の学生ということもまず驚きました。
高校2年生のころからこの取り組みをされているようです。
このようにシンプルな取り組みでも日常で問題となっているけど意外と解決しようとしている人がいないことはたくさんあるんだろうなと感じました。
日々の臨床現場だけじゃなくて住んでる地域とか身の回りにも日頃から目を向けとかないとな~。
今日はこれぐらいで。
非常に有意義な一日でした。
PICOの重要性
こんばんは〜。
11/17,18で開催されていた勉強会に参加してきましたー!
http://www.rehatech-links.com/seminar/111718/
講師は藤本修平さんと竹林崇さんでした。
臨床における論理的思考力を養うことの重要性が主なテーマでした。
勉強会を終えて、いかにこれまで自分がテキトーな臨床をしていたかを痛感しました。
患者さんの問題点をPICOに落とし込んで自身の介入に批判的な視点を持つことや日々の臨床を言語化していく難しさを学ぶことができました。
そこで今日はPICOに関して書いていこうと思います。
P:Patient
誰に対して
I:Intervention もしくはE:Exposure
何をしたら、何に暴露されたか
C:Comparison
何と比較して
O:Outcome
何がどのような結果となるか
ここに臨床的な疑問を落とし込み、先行研究の情報収集、情報の批判的吟味、目の前の患者さんに適応できるかを考えていきます。
そして、ワークショップの中で、論文の読み方やバイアスに関する考え方、Web上の情報を見るときの注意点も大変勉強になりました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/advpub/0/advpub_11332/_article/-char/ja/
今から早速PICOに落とし込みながら自身の理学療法を再考していこうと思います。
迫田
膝蓋大腿関節、内側側副靭帯、関節包
おはようございます。
今日は最近膝関節に関して勉強した内容をざーっと書いていきます。
・膝蓋大腿関節の運動学
・膝蓋骨関節面と大腿骨顆間溝との間で形成される。
・膝関節完全伸展位で緩みの肢位となる。屈曲位では大腿骨の顆間溝にはまり込むため、他動運動が困難。
・上下移動よりも側方移動の移動量が大きい。
・内側よりも外側の移動量が大きい。
・関節面は膝を屈曲していくに従い、膝蓋骨の上方に移動していく。
・大腿骨の関節面は20°屈曲位では膝蓋骨下方と接触、45°屈曲位では中央、90°屈曲位で上方と接触。
・Q角(ASISと膝蓋骨中心を結んだ線と膝蓋骨中心と脛骨粗面を結んだ線のなす角)の増加に伴い、膝蓋骨は外側へ偏位する。
・足関節の外反角度が増加するとともに、膝関節中心が内側へ移動し、Knee inとなる。そのため、Q角の増加が起こる。
・側副靱帯に関して
・膝関節の内外反制動が主な機能だが、屈曲伸展時、極度の内外旋時にも緊張する。
・内側側副靭帯(MCL)は完全伸展位での安定化機構でもあり、足部接地時に外反ストレスを受けた場合に損傷をしやすい。
特に、MCLの深層線維は浅層線維よりも短いため、損傷しやすい。
・前十字靭帯や後十字靱帯も内外反の制動に関わっている。
・関節包に関して
・膝関節の関節包は人体最大の関節包といわれる。
・線維膜と滑膜に分類される。
・膝関節内側ではMCLや内側半月(MM)と結合するが、外側では結合しない。
・滑膜は線維膜の裏に存在している。
・膝蓋上嚢(包)と呼ばれる大腿骨骨幹遠位端と大腿四頭筋および腱の間で大きな広がりがある。
この部分は膝蓋骨や膝関節の可動性に影響を与えている。
第28回呼吸ケア・リハビリテーション学会に参加して。
こんばんは。
一昨日より幕張メッセで開催されていた呼吸ケア・リハビリテーション学会に参加して参りました〜。
今回学んだ中で印象的だった内容は、
慢性心不全患者や慢性呼吸不全患者に対する緩和ケアでした。
これまで緩和ケアはがん患者に対して主に行われているのが個人的な印象でした。
しかし、近年は認知症やCOPDや慢性心不全といった非がん患者に対しての緩和ケア対策が急務と言われているようです。
実際のがん患者、非がん患者との精神的苦痛を比較した報告では非がん患者もがん患者同等の精神的苦痛を抱えているといわれています。
また、非がん患者の緩和ケアの場合に問題となるのが病態の予後予測ができないという点です。
そして治療においても標準的な介入をベースに行い続けていく必要があります。
また、呼吸困難に対しては加えて酸素療法やモルヒネの投与を行うようです。
予後予測ができないため、患者さん側の意思決定が難しくなるという点もあるようです。
多職種で連携した上で意思決定の支援を行わなければなりませんね。
ネットに上がっていた呼吸、循環障害の緩和ケアに関する資料
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000185129.pdf
http://www.zaitakuiryo-yuumizaidan.com/textbook/pdf/5-3_2.pdf
栄養評価
おはようございます~。
今日は、栄養評価に関して書いていこうと思います。
栄養面を評価していく際、大きく二つの要素に分けられる。
①主観的包括的評価(Subjective Global Assessment;SGA)
②客観的栄養評価(Objetive Data Assessment;ODA)
①について、
構成要素は、
・病歴
年齢、性別、身長、体重、体重変化(過去6か月と過去2週間)、
食物摂取量の変化(期間、食形態)、
消化器症状(2週間以上の持続;悪心、嘔吐、下痢、食欲不振)
ADL、代謝ストレス(疾患と栄養必要量の関係)
・身体検査
皮下脂肪の現象(上腕三頭筋)、筋肉の損失(大腿四頭筋、三角筋)
浮腫(くるぶし、仙骨部)
腹水
から成る。
SGAでの評価の特徴としては、評価する人の主観に基づいている点。
これに対して②は、
SGAにて栄養障害ありと判断された者や最初からSGAが取れない者に対して行う。
ODAの構成要素は、
・身体測定
理想体重
%理想体重
%健常時体重
体重減少率(通常体重-現体重)÷通所体重×100
→1週間以内で2%、1か月で5%、3か月で7.5%、6か月で10%以上n場合、中等度 以上の栄養障害が疑われる。
・皮下脂肪厚測定
上腕三頭筋の皮下脂肪厚測定に基づくことが多い。
・血液・尿検査
総蛋白、アルブミン(半減期が長いため、栄養状態の改善を鋭敏に捉えられない)
RTP(Rapid Turnover Protein)→半減期が短く、栄養状態の変化を鋭敏に捉えられる
※肝臓で生成されるため、肝機能が低いと栄養状態が正しく反映されない。
・免疫能
総リンパ球数=白血球数×%リンパ球÷100
・身体機能評価
握力
これらを統合して患者さんへの栄養ケアプランを決めていくみたいですね。
実際のリハ介入事例とかももっと調べてみるか。