職場の先輩からのアドバイス
こんばんは〜。
今日は職場の先輩から頂いたアドバイスを書いていこうと思います。
今日教えて頂いたことは、
「先入観を持って患者さんをみてはならない」
ということ。
これまで疾患に応じて事前に病態や必要となる評価、標準的な治療を調べたうえで患者さんの前に立つように心がけていました。
しかし、いざ調べたことを実践していっても、先輩が代わりに患者さんを治療した時との治療前後での動作の変化が自分の治療時とは全く違うという経験をしてきました。
この治療前後における差に関して、
目の前の患者さんに起こっている現象を紐解いていくこと能力が尋常じゃなく低いことが大きな要因だと先輩からは指摘されました。
この問題を解決するにあたっては、筋の走行や骨格などの解剖学的知識、運動学の知識をフル活用することを日々の臨床で心がけなさいと指導されました。
例えば、股関節疾患にしても、脊椎や隣接関節への影響度合い、そもそもどこか別の原因から股関節に影響が及んだのかなど色んな可能性を探りながら治療進めていくという技術が求められるんだなぁと感じました。
これが臨床推論しながら治療を進める的な考え方なんやなと。
まだまだこのスキルを身につけるには時間がかかりそうです。
あと、臨床推論ってすごい曖昧やなぁって思って少しTwitterで臨床推論関連のツイートを調べてみました。
自分が思ってた臨床推論踏まえての治療実践の流れ
歩く時に痛いのに、「とりあえずベッドに寝てください。」って、臥位でマッサージ、ROMex、筋トレ、起こして歩行練習って違和感しかない。
— 松井 洸@リハ塾 (@mongori37) 2018年9月9日
歩行時に痛いなら、歩行中の評価をしないといけない。
歩行中に機能的に動けるように運動療法するべき。
臥位で筋力あっても歩行で活きるとは限らない。
こんな意見も、
臨床推論て、便利な言葉やーねー。研究並行してやる人はバイアスの存在、切り方を熟知してるので、推論をそんなにしない理解。どちらかというと病態理解を実験的評価により導出される現象を根拠に進める。ただ、単に現象観察して、自分に都合のいい文献引くのは推論ではなく、妄想と言うのだと思うよ。
— 竹林崇@SNSで知識・講義を頒布する作業療法士 (@takshi_77) 2018年9月2日
とりあえず、
もっとリハの時間に患者さんの現象を捉えれるようこれからトレーニングしていきます。
臨床推論するにあたって必要となる知識は半端じゃない量になりそうですね。